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空気圧は、車種・タイヤサイズ に応じて、適正値が、車のどこかに シールで貼ってあります。
国産車は、ほとんどが 運転席側のドアの内側付近。 外車は、給油口のボディ内側の場合も。 外車は、取り扱い説明書のみでしか 確認できない場合もあります。
基本、タイヤが冷えてる状態での計測になります。 (一般的に、自宅の駐車場になるかと)
タイヤ内の空気圧は、走行状況・気候の状態からの 路面温度で、自宅の駐車場にある時から、変わってきます。 しばらく走った場合、冷えてる状態から 0.2程度 上がるのが、一般的です。
例えば、空気圧 2.0程度が、メーカー指定の車の場合、気温が高い時期など、ガソリンスタンドや このあたりのことがわかってない人に、2.0に合わせてもらっても意味がありません。 翌日、自宅の駐車場での数値は、1.8近くまで 落ちてる 調整になってきます。 それなりに走った状態で、調整する場合、いろんな要因を計算に入れての調整が必要になります。 スタンドなど だいたい、シールの数値でしか入れてません。
実情、恐ろしいことなのですが、大概 スタンドの エアゲージは、くるっています。 ディーラー整備のゲージも 非常に怪しいものが多い。 タイヤ関係の店でも、適正でないものを使い続けてる店の方が、多いくらいです。
買った時に、メーカー品で高いから と、いつまでも 表示される数値を信じてる人ばかりです。
ネットで、普通の人が買う場合、「プロ仕様」の表記や、それに聞いたことのあるような メーカー名が入っていれば、5000円程度の物を買ってしまいがちですが、ずっと 表示される測定値を信じるのは、危険です。 間違っても、一生物では ありません。 目安程度に考えた方がいいかと。 ネット上で、ミシュランの名前が入ってる 5000円程度(ネット価格)のものでも、1年間 そこそこ使うと、0.1前後 誤表示されます。
これは、トルクレンチにも、同じことが言えます。 2万円程度、1万円以下なんて物。 いつまでも信じては、いけません。 中古品なんて、もっての他。 信頼のおける新品でも、業者が頻繁に使う場合、結構、マメに 結構な費用がかかる メンテナンスが必要になります。 だいたいの修理工場は、買ったら そのまま です。 10年以上も、なんの疑問も持たずに使い続けてます。 ディーラーでも・・・・・
以前 あったことなのですが、当店でタイヤ交換をした方が、2ケ月後、たまたま 超高級のディーラー点検で計ったところ、規定より0.5ほど 低い状況。 通常なら 自然に抜ける量を超えてるので、タイヤに問題があるのか、タイヤ交換した時の作業に問題があったのではと、指摘されたようで、ユーザーさんは、それを受けて、「そのあたり どうなんだ」と、クレームに近い電話がありました。 その対応のため、点検などの為に、数回も行ったり来たり。 何をしても、日にちおいて 何回チェックしても原因みつからず。 異常ないので。 その挙句のオチが、そのディーラーのエアゲージがくるっていたというものでした。 まったく、コッチの せいにしておいて、迷惑な話です。 おそらく、普通にいっては、認めないことを予測できたので、ユーザーさん協力のもと、否定できない状況をつくってのことになりました。 恐ろしいよ、ディーラーって。 その 0.5程度も誤差のある ゲージで、何台も整備して、ユーザーさんに車を返してるのだから。 なんて、ことも あるのです。
メーカー独自で、適当に決められています。 (たいした根拠は、ありません。結構、適当かと)
例えば、ホンダ フィット 185/60R15 あたりのタイヤサイズの場合、 ほぼ 同型クラスの 同じタイヤサイズでも、ホンダ・トヨタ・日産などで、かなり 指定空気圧に違いがあることがあります。 0.5前後 差があることもあります。
ベンツ Cクラス 195/65R15、 ベンツの規定値が 3.0 なんてのも。 このサイズに 3.0 って、普通に考えれば常識外の高さなのです。 車も かなり軽いタイプのグレードの場合、このサイズなら 2.0程度でも十分なのに。 この車で、ベンツ規定値とおりに エアを入れてる車のタイヤは、タイヤ交換時、いつも タイヤの接地面のセンター部分が、極端に減っています。 こんなサイズに 3.0入れてれば、当然 そうなります。 指定値の3.0の根拠が、まったく わかりません。
以前、何かを踏んでのパンクでなく、エア不足が原因のバーストで、タイヤの薄い 20インチ程度のジャガーのユーザーさん からの修理依頼が多くありました。 このタイプのジャガー、後輪 275/35R20 あたりのタイヤサイズで、指定空気圧が たったの2.0程度。 これじゃ、街乗りタイヤは、もちません。 タイヤサイズ的にも、2.0程度なんて 結構 危険な 最低限レベル。 毎月かかさず、スタンドで空気圧の点検しても 冷えてる状態では、1.8以下なんて 多数いる状況。 このタイプの車のタイヤ交換時、当店は、必ず 交換前の空気圧を計りますが、かなりの割合で 2.0以下。 1.7前後なんて よく あります。 これじゃ、バーストするもの 当たり前。 毎月、エアの点検なんてしてる ユーザーさん ほとんどいませんから。
もっと空気入れた方が いいですよと、ジャガーのディーラーに言っても、ぜんぜん無駄。 それどころか、ウチの指定に文句あるのか と、逆ギレ に近い反応。 やっと最近の車種になって、指定空気圧があがりました。 車両重量・タイヤサイズが ほぼ同じなのに、以前は2.0ちょっとが、急に2.5以上になったりも。
信用すべき メーカー指定の空気圧でも、こういうことがあります。
当店は交換時、ユーザーさんの好みの空気圧を聞くようにしております。 決めていない方には、メーカー指定値 目安になります。 まったく空気圧を点検してないタイプの方なら、半年程度 問題なく 走れる量を入れるようにしています。 車を見た時点で、だいたいの運転者タイプも わかりますし、気にしてないタイプの方の場合、交換する前のタイヤの空気圧も 計ります。 東京のユーザーさんの場合、結構 高い確率で、メーカー指定値 以下です。 感覚的に 8割以上かと。 その数の車が、指定値より低い状態で、走り回っているのです。
どんな高級車でも、高いタイヤでも、自然に空気は抜けます。 社外ホイールなんて、値段に関係なく 要注意。 ほんとに ごく稀に、1年放っておいても、ほとんど抜けてないものもありますが、100台に1台くらいであり、その まったく抜けてないのが、金額の高い ホイールとタイヤの組み合わせ ということでもありません。 安い純正仕様の外車だったり します。
毎月とは、いいませんが、3ケ月毎 程度は、チェックが必要ということです。
せめて 半年に一度は・・・・・ その場合、その期間分 見越して 多めに入れておくことを お勧めします。 低い分よりは、多い方が マシなので。
指定空気圧が、2.0程度の タイヤの薄い スポーツタイプの外車の方は、特に要注意。
スタンド計測で 2.0 でも、家の駐車場では1.8 90日後、自然に抜ける分で、トータル1.6程度の場合ありますので。
当店は、タイヤ交換時、あまり点検をしてなさそうな方の場合、少し多めに 入れるようにしております。 新品タイヤは装着後、数日の間は、タイヤが のびて、空気圧が下がる傾向があります。特に強度の弱い 薄い造りのタイヤの場合。 タイヤタイプ別に、その分も見越して 空気を入れております。
ここに書いてることは、当店の経験上のからの主観的なものです。 書いてる事への質問には、対応できませんので、あくまでも参考程度に解釈願います。
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